上達必至!最短ルートで上達するダーツの投げ方5つのポイント

ダーツ投げ方サムネイル

動いていない的なのに、なかなか思ったところに飛んでいかない_。

だからこそダーツはおもしろいのですが、せっかくなら最短でどんどん上達したいですよね。

  • 最短で上達する投げ方を身につけたい
  • 練習するのは良いけど、回り道したくない
  • 早くAフラになりたい

ダーツを始められたばかりの方は、このような思いを持たれている方も多いと思います。

もちろん、練習もせずダーツが上達することはありません。

練習は絶対必要です。しかし、ただやみくもに練習していても、なかなか劇的な変化は見られないでしょう。

今回は、ダーツの投げ方の基本をおさらいすると共に、トッププロのフォームから学ぶ最短ルートで上達するダーツの投げ方をお伝えします。

私はこの方法でダーツライブのレーティングが8から15まで成長しました。

読んで頂ければ「うん、確かにこの方法、近道かも!?試してみよう!」と思っていただけるはずです。ぜひ、参考にしてください。

1. ダーツの投げ方の基本

最短で上達するダーツの投げ方をご紹介する前に、まったく知識がない方のために、ダーツの投げ方の基本の基本から説明します。

基本の基本ですので、知っているという方は読み飛ばしてください。

1-1. グリップ(ダーツの持ち方)

ダーツの持ち方の基本は、大きく分類すると、2フィンガー、3フィンガー、4フィンガーの3種類です。微妙な違いはありますが、基本的にこの3つの種類しかありません。

ダーツ持ち方3種類の画像

※上の画像の2フィンガーグリップの中指は下からダーツを支えるように持っていますので、この状態で3フィンガーグリップと定義することも多いですが、本サイトでは、2フィンガーと定義しています。

より高みを目指すダーツプレーヤーにとって、グリップ(ダーツの持ち方)は非常に重要な要素です。なぜなら、手はダーツと体の唯一の接点であり、ダーツの飛びに与える影響が最も大きな要素だからです。

グリップについて、より詳しく知りたい方は「ダーツ持ち方基本と自分にあった持ち方を見つける4つの方法」も参考にしてください。

1-2. スタンス(ダーツのたち方)

ダーツのスタンスも大きく分類すると3種類あります。

真正面を見て投げるオープンスタンス、体を横に向けて投げるクローズドスタンス、その中間のミドルスタンスです。

ダーツスタンスの基本

基本的には好みですので、それぞれを試してみてしっくりくるスタンスを見つけるようにしましょう。

共通することは、右投げの場合、必ず右足が前になることです。右投げで、左足を前にする(野球投げ)のはマナー違反です。必ず右足を前にしてスタンスを取るようにしましょう。

1-3. セットアップ、テイクバック、フォロースルー(投げる動作)

グリップ、スタンスの基本を押さえたら、最後は投げる動作です。

投げる動作と言っても、その動作を分解すると「セットアップ、テイクバック、フォロースルー」に分解されます。

この後、最短で上達するダーツの投げ方の説明でも使う言葉ですので、言葉の意味がわからない方は、その意味と、それぞれどのようなパターンがあるのかを押さえておきましょう。

セットアップ

セットアップとは、ダーツを投げる直前の静止した状態のことです。

セットアップの方法は、ダーツボードから近い状態でセットするパターンと、反対にダーツボードから遠い(顔に近い)状態でセットするパターン、その中間的なものがあります。

テイクバック

テイクバックとは、セットアップの状態からダーツを引く動作のことです。

肘いっぱいに曲げてテイクバックするパターンと、ほぼテイクバックしないで投げるパターンまで幅があります。

フォロースルー

フォロースルーとは、ダーツを手から離した後の動作です。

2. トッププロから学ぶ最短で上達するダーツの投げ方5つのポイント

ここまでで、ダーツの投げ方の基本中の基本をお伝えしてきました。ここから最短で上達するダーツの投げ方として意識していただきたい5つのポイントをご説明します。

なぜ、ここで紹介する5つのポイントが最短で上達するダーツの投げ方と言い切れるのか?その根拠は簡単です。

多くのトッププロがそうしているからです!

トッププロのフォームは、後で確認していきますが、まずは結論!5つのポイントを見ていきましょう。

2-1. グリップは2フィンガーグリップで!

グリップ(ダーツの持ち方)はダーツ上達において最も重要な要素です。

人それぞれ指の長さや太さは違うので、上達するには「自分にとってのベストな持ち方を探し続ける」以外、道はないと思っています。

しかし!多くのトッププロは2フィンガーです。

まだ自分なりにしっくりくる持ち方が見つかっていない方は2フィンガーから!

迷走している方も2フィンガー!

これは絶対だと思います。

2フィンガーグリップの例

※上の画像の2フィンガーグリップの中指は下からダーツを支えるように持っていますので、この状態で3フィンガーグリップと定義することも多いですが、本サイトでは、2フィンガーと定義しています。

2-2. グリップは深く!

2つ目のポイントもグリップです。

ダーツの持ち方の種類として、指の先端で持つ(浅く持つ)パターンと、人差し指の第2関節くらいで持つ(深く持つ)パターンがありますが、多くのトッププロが指の深い位置でグリップしています。

深いグリップも上達への近道であることを押さえておきましょう!

2-3. テイクバックは小さく!

多くのトッププロは、テイクバックが小さいです。

テイクバックが大きければ大きいほど、動きが大きくなるわけで、体の動きの再現性が下がってしまう訳ですから、当然と言えば当然です。

小さいテイクバックは、人によっては投げにくい(飛ばない)と感じられると思います。

そのため、テイクバックは大きくした方が良いのか?小さい方が良いのか?と迷っている方も多いと思いますし、迷うことで、小さいテイクバックの練習に身が入らない方も多いでしょう。

テイクバックは小さい方が良い!これも絶対ですので、信じて小さいテイクバックの練習をしてください。

2-4. ダーツの軌道は山なりの意識じゃない!

よく「ダーツの軌道は山なり」という情報や「バスケットボールのように弧を描くように」なんて情報を目にすることがあります。

断言しますが、これはウソです。

正確にはウソではなく、軌道は必ず少し山なりになるのですが、山なりに投げようとして投げるものではなく、結果として少し山なりになる状態が正しい状態なのです。

「軌道は山なり」という情報を聞くと、柔らかく的の少し上に投げるようなイメージで捉えてしまう方が多くいると思いますが、このイメージが非常に危険なのです。

トッププロ含め上級者のダーツを目の前で見ると、フワッと山なりに弧を描くように飛ばしている人はいません。これは動画で見てもわかりにくいのですが、目の前で見ると、山なりどころかビュンビュン直線的に飛んでいます。

目の前で見ると、直線的に飛んでいるダーツが、スロー動画で見ると少し山なりの軌道になっている、というだけのことです。

山なりの意識は捨ててしまいましょう。ダーツの軌道の意識は直線的なイメージ、的に叩きつけるくらいのイメージの方が良いです。

どんなに力いっぱい投げようと、本当に直線的になんて投げられませんから。

2-5. フォローは振り切る!

最後のポイントはフォローについてです。

これは、結構簡単な話です。初心者に多いですが、フォローを振り切らず、ダーツをリリースすると同時にスナップをきかせて手首を引いている方がいます。

ごくたまに、プロでもこういったフォローになっている方がいますが、トッププレイヤーでは見たことがありません。そのため、正しい投げ方とは言えないでしょう。

そして、何よりもこの投げ方はダサいです。(すみません、ここだけ私の好みです。笑)

初心者の方の場合、ダーツをリリースするポイントがつかめず、どこに飛んでいくかわからない恐怖から、なかなか振り切れないことが多いのだと思います。

もしまだ振り切ることができていない方は、ターゲットに当てる練習ではなく、どこに当たっても良いので、振り切って投げる練習からしてください。

3. トッププロの投げ方

最短で上達するダーツの投げ方として、2フィンガー、グリップは深く、小さいテイクバック、直線的で早い軌道、フォローは振り切る、の5つのポイントを紹介しました。

それでは最後に、本当にトッププロはそうしているのか?

を確認していきましょう。

3-1. フィルテイラーのダーツの投げ方

この動画はフィルテイラーがパーフェクトゲームである9ダーツをバシバシ決めている動画です。かっこいいですね。

動いているのでわかりにくいですが、グリップは2フィンガーです。フォローもしっかり振り切っています。

テイクバックについては比較的深く引いているように見えると思います。

しかし、ぜひ試して頂きたいのは、自分が大きいと思っているテイクバックと小さいと思っているテイクバックを動画に撮って、見て頂くことです。

自分が小さいと思っているテイクバックでも、客観的に動画で見ると結構大きく引いていることがわかると思います。

テイクバックが大きい人は、顔の下部や、肩に付くくらい引いてしまっている方が多いです。フィルテイラーがそうであるように、テイクバックはどんなに大きくても顔の前までの意識で投げるようにしましょう。

最後にグリップの深さですが、フィルテイラーは浅めですね。ちょっと例外です。

3-2. マイケルヴァンガーウェンのダーツの投げ方

2018年現在、誰もが世界一と認める選手ではないでしょうか。この動画はマイケルヴァンガーウェンが17本連続でターゲットに当て続けた動画で、私の大好きな動画の一つです。

テイクバックは鼻の手前まで、フォローもしっかり振り切っています。

グリップがわかりにくく申し訳ないですが、握りの深さは第2関節くらいまで深く握っています。

中指は横から添えるような状態で握っていますので、2フィンガーと3フィンガーの間くらいのグリップです。

3-3.村松治樹のダーツの投げ方

日本のトッププロ村松選手がクリケットでパーフェクトゲームを達成した動画です。

フォローは振り切っています。

グリップは深さはあまり深くありませんが、中指が下の方に位置しているので、2フィンガーぎみです。

テイクバックに関しては、残念ながら深いですね。トッププロの中でもここまで深いテイクバックは珍しいと思います。例外とさせてください。

3-4.浅田斉吾のダーツの投げ方

日本のトッププロ浅田選手と山田選手がクリケットでバシバシターゲットに入れる動画です。

グリップは村松選手と似ていて、中指が横から支えるような感じで握っています。フォローはもちろん振り切っています。

そして、特徴的なのはテイクバックが本当に小さいことです。

4. 上達する投げ方を身につけるために必ず行って欲しいこと

さいごに、上達する投げ方を身につけていただくために、必ず行って欲しいことがあります。

それは、先ほども書きましたが、自分が投げている姿を動画に撮って確認いただくことです。

動画に撮ってみると、自分が思っている以上にテイクバックが大きくなっていることも多いです。また、プロの動画と見比べると、体が安定していなかったり、テンポが悪かったりといろいろな気付きを得ることができます。

上達するための必須アクションだと思いますので、ぜひ動画撮影をしてみてください。

5. さいごに

ダーツの投げ方について、基本の基本から、最短ルートで上達するための投げ方を説明しました。

人はそれぞれ、体系も、筋力も、手の大きさも、指の太さも違う訳ですから、ダーツの投げ方に正解はありません。

より高みを目指していくには、自分に合ったグリップ、スタンス、セットアップ、テイクバックを練習を重ねて見つけていくしかありません。

しかし、最短で上達を目指すためにはトッププロの投げ方の共通点は必ず参考になるはずです。

ぜひ、ご紹介した方法を明日の練習で試してみてください!

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