ダーツゼロワンのルールと初心者が勝率を上げるアレンジのコツ!

ダーツゼロワンアイキャッチ

ダーツで最も一般的なゲームの一つがゼロワン。

このゼロワンというゲームですが、ルール自体は非常にシンプルですし、ルールを理解するのは簡単です。しかし、ゼロワンの勝率を上げることを考えると意外と奥が深いゲームです。

今回は、初心者の方が、ゼロワンのルールをしっかり理解いただくと共に、少しでも勝率をあげていただけるよう、最低限押さえておくべきゼロワン攻略のコツをお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

1. ゼロワンのルール

ゼロワンには301、501、701等複数の種類がありますが、いずれも末尾2桁が「01」となっていることが名前の由来です。

ルールは非常に簡単で、ダーツで当てた得点を減らしていき、先に0点にしたプレイヤーが勝ちとなるゲームです。

ルールのポイントは、最後はちょうど0点にしなければならないということです。

つまり、残り5点残っている場合、5点より多い20点に入れてしまっても、勝ちにならないということです。

※得点ルールから知りたい!そんな方は「これだけで十分!初心者が必ずおさえておくべきダーツルール」を参考にしてください。

2. もし残り点数以上の的に当たってしまったら?

ゼロワンでは、最後は必ず0点にしなければなりません。

もし、残り点数以上の的に当たってしまったら、バーストとなりやり直しになってしまい前のラウンドの点数に戻ってしまいます。

ダーツは3投で1セットですが、1投目や2投目で残り点数以上の点数に入れてしまいバーストした場合は、残りのダーツは投げることはできません。バーストした時点で、相手のラウンドに以降します。

3. 事前に決めておこう!フィニッシュに関するルール

ゼロワンの基本ルールに関しては上の通りですが、もう一つ知っておくべき重要なルールがあります。

それは、フィニッシュに関するルールです。

フィニッシュとは上がり方のことで、最後の1投は必ず最も外側のダブルに入れなくてはならないダブルアウト、トリプル・ブルでの上がりを認めるマスターアウト、制限がないシングルアウトに分けられます。

詳しく見ていきましょう。

3-1. ハードダーツで多い「ダブルアウト」

ダブルアウトとは、最後の1投を必ず的の外枠にあるダブルに当てて上がらなければならないルールです。

残り点数が12点の場合、12のシングルに入れても上がりを認めないルールです。残り点数が12点の場合、6のダブルでフィニッシュする必要があります。

ハードダーツの試合では、ほとんどがこのルールで行われます。フィニッシュのルールの中では最も難易度の高い形式です。

3-2. ソフトダーツの基本は「マスターアウト」

マスターアウトも、ダブルアウト同様、シングルで上がる事を許されていません。マスターアウトの場合はダブルアウトと違い、トリプル、ブルでのフィニッシュも認められます。

残り点数が12点の場合は、4のトリプル、6のダブルでフィニッシュすることができます。

最近は、ソフトダーツにおいても、プロの世界では、ダブルアウトのルールで行うことが多くなってきた気がしますが、ソフトダーツは、マスターアウトが最も一般的だと思います。

3-3. 初心者はここから始めよう「シングルアウト」

シングルアウトで行う場合は、シングルでフィニッシュしてもOKです。

残り点数が12点の場合は、4のトリプル、6のダブル、12のシングルでフィニッシュすることができます。

狙いが定まらない初心者にとっては、シングルアウトであってもなかなか難しいです。初心者はシングルアウトから始めましょう。

4. アレンジとは?知っておくべきその重要性

ゼロワンを行う上で、「アレンジ」という言葉を押さえておかなければなりません。

ゼロワンでは、最後に必ず0点にしなければなりません。そのため、攻略しやすい点数の残し方があります。

その攻略しやすい点数を残す考え方を「アレンジ」と言います。

マスターアウトやダブルアウトで行う場合は当然、シングルアウトであってもアレンジは必要です。

なぜなら、点数が極端に少なくなってしまうと、必ず狙いの的に当てなくてはならなくなってしまい、プレッシャー的にはダブルアウトやマスターアウト同様の難易度になってしまうことがあるからです。

5. 初心者のアレンジの基本は50残しか32残しでOK!

アレンジの重要性を理解頂けたと思います。

しかし、このアレンジ、すごく奥が深いですし、難しいんです!アレンジ表を見ればすぐわかりますが、1本外してしまうとまた計算し直さなければならないですからね。

初心者の方は、正確に狙えないですし、アレンジ表はとてもじゃないですが、覚えきれません。

最も一般的なマスターアウトで行う場合は、初心者の方は、50残しか32残しの考え方だけ押さえておきましょう!

5-1. なぜ50残しが良いのか?

マスターアウトで行う場合ブルで上がることが許されています。

そのため、マスターアウトの場合許される上がり方は、外枠からダブル、トリプル、ブルの3つです。3つのうち最もターゲットが大きいのがブルであり、難易度が最も低いのがブルです。

そのため、難易度が最も低いブルで上がれる50を残すことが、最初に目指すべき上がりのルートなのです。

例えば、残り66点の場合、【ブル(50)>8のダブル(16)】でも上がれますが、【シングル16(16)>ブル(50)】の方が、かなり難易度が下がります。

5-2. なぜ32残しが良いのか?

ブルでの上がりを逃した場合の次のターゲットは32残しです。その理由は2つあります。

1つ目は、ダブルアウトを狙う場合、32という数字が最も、ダブルアウトのチャンスを継続して得られる数字だからです。

32を上がろうとすると、16のダブルがターゲットとなります。

もし内側に外しても、次は8のダブル、8のダブルを外しても4のダブル、さらに2のダブル、1のダブルまで、合計5回チャンスがあります。

当然、別の数字に入ってしまったら、アレンジし直しですが、若干のブレでしたら、連続してチャンスを得られる数字なのです。

2つ目は、ダーツボードの数字の配置に関係します。ダーツボードを見ていただくとわかるように、16と8は隣接しています。

ダーツボードのイメージ画像

そのため、16のダブルをシングルに外した場合、大きく目標を変えることなく、8のダブル狙いに以降することができるのです。

さらに、16のダブルを狙い、上に狙いを外し、8のダブルに入ってしまうとします。その場合は、残り16となりますので、同じ8のダブルにもう一度入れることで上がることができるのです。

6. さいごに

ダーツで最も一般的なゲームの一つ、ゼロワンのルールと、最低限押さえておくべきアレンジの基本をお伝えしました。

アレンジについては、非常に奥深いですし、自分の得意ナンバーによって微妙に戦略も変わってきます。

そのため、徐々に自分なりのアレンジルールを作っていけば良いと思いますが、まずは50残しと32残しの基本だけ押さえて、少しでも勝率が上がるようがんばってください!

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